県吹連NEWS<インターネットかわら版> 1999年(平成11年)  1月 1日  9901
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発行 :加古川市平岡町新在家1801
兵庫県吹奏楽連盟 Fax 0794-24-2710
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 謹んで新春の御祝詞を申し上げます。
 皆様、輝かしい新年をお健やかにお迎えのこととお察しいたします。昨年中は、本連盟の諸事業・活動に対しまして、深いご理解とご協力を賜りありがとうございました。心より感謝いたします。
 昨年の特徴は、春と秋にそれぞれ大きなイベントがありました。4月5日、夢の架け橋、「明石海峡大橋」が開通し、そのプレイベントとして、3月26日に私たちは、橋上で大パレードを行いました。小学生から一般まで、神戸・明石・淡路地区を中心として結成した800人の大編成が、本州側と淡路側からスタートして、橋上の中央で出会い、大合奏。感動的な盛り上がりがありました。秋には、−兵庫のまつり− "ふれあいの祭典" の10周年記念として、大規模なカーニバルに参加しました。明石地区の15校の中学、高校生が、市中でのパレードや駅前コンサートを、また、明石公園内のフィールドではマーチングと大合同演奏を実施しました。特別ゲストとして、東京からサックス奏者でタレントの「オリタ・ノボッタ」氏が共演してくれたのも大好評でした。そして、翌日。県立但馬ドームのオ一プニング事業に加わった "ブラスフェスティバル" 地元日高町内の吹奏楽団を中心として但馬地区の小学生から一般までの吹奏楽団が参加しました。甲子園球場並の広さのドームいっぱいにマーチングや合同演奏のブラスが、さわやかに響きわたりました。運営に携わられた行政機関の各位と出演参加していただいた皆さんに、あらためて深く感謝申し上げます。
 さて、今年は、関西と全日本の行事をそれぞれ主管担当することになっています。8月22日23日の関西コンクールと11月20日21日の全日本マーチングフェスティバル。それぞれ東阪神・神戸地区の皆さんには、いろいろとお世話いただき、ご尽力賜りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。連盟主催事業では、アンサンブル、指導者研修会が今年度の行事として残っており、新年度に入っては、99年度々次総会を高砂市文化会館で開催します。秋の "ブラスフェスティバル”は東阪神地区の伊丹市で行われます。
 今年は「うさぎ」年です。うさぎは多産であることも考えると、吹奏楽界のイベントも連盟に関わる活動も、なんだかんだと、どんどんと産み出されていく年になりそうな気がします。本部を中心に理事のみなさん、そして会員の皆さん、どうぞ気持ちとカを合わせて元気良く、乗り切るっていこうではありませんか。
 年頭に当たり心よりお願い申し上げ、併せて、今年一年が皆様にとって、素晴らしい年になりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
       理事長 馬場武彦  
 
 来る1月23日(土)24日(日)に第26回兵庫県アンサンブルコンテストが、高砂市文化会館、津名町しづかホールにて開催されます。本年度より初めての、のべ3日開催を試験的に行います。
 ここ数年、アンサンブル人口の増加から、参加チーム数が増加の一途をたどり、従来の開催では、運営しきれなくなり、各出演団体との協議をふまえて、このような運営を試験的に実行します。ただし、来年度以降は、今回の運営をふまえて、再度検討する運びとなります。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。
 本年度のもう一つの特徴は、小学校部門の運営です。夏に大成功をおさめた、お互いの演奏を聴くことを可能にしたタイムテーブルを、この大会も試行してみます。もちろん演奏者は、可能な限り客席で鑑賞をすることになります。
 コンクールやコンテストは、各団体の技術的な面などを審査してもらう絶好の機会でありますが、やはり、お互いの演奏から何かを学び取るという研修の場でもあります。この方法は、小学校の先生方の率直なご意見を、県連盟が運営に取り入れたものですが、本来演奏会であるということを、お互いに肝に銘じたいものです。
 なお、タイムテーブルは、こちらからご覧になれます。

 本年度を締めくくりの主催事業「指導者研修会」の申し込みが始まりました。日程は、3月26(金)日27日(土)の2日間開催、会場は県立西宮高等学校です。今年もプロジェクトリーダーの吉永副理事長を中心に、検討を重ね、多彩なプログラムが用意されています。
 この研修会は、お互いの研修に加えて、親交を暖めるという意味でも大きな成果を上げています。
 詳細は、同封の申込書及び実施要項をご参照ください。沢山の会員の皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。

  卯年は飛躍の年かな?
  1999年世紀末
  平成11年「いい(11)年」
 
 この吹連NEWSも5年目を迎えます。ご愛読いただいていることを心より嬉しく思います。紙面が狭くなった分、内容も減ってしまったということの無いように、充実した紙面づくりを心がけたいと思います。